人種差別を扱った作品であるが、作品の雰囲気自体は思っていたよりもほっこりしていた。
主人公二人の関係の変化や、やりとりが微笑ましく見えたからだと思う。
教養があって社会的地位が高く、黒人のコミュニティに所属しきれないが、社会からは黒人として差別を受けるピアニストの孤独に泣いたし、それ故に最後のバーでの演奏にも目頭が熱くなった。
あと奥さんめっちゃいい人!セリフとかも多い訳じゃないのに、すごく印象的だった!
ただ作品が伝えたいことを自分が消化しきれていない感じがするのとアカデミー賞を意識せずに観たかった!この時期に人種差別映画だとアカデミー賞狙ってたのかなとか思っちゃうじゃん!ごめん!