ゆったりした映画。
個人的に最強のふたりは苦手でしたが、今作はハマった！
掘り下げ方が浅いかなーと思ったりもしなくはないが、それゆえ全世代が楽しめるものになっているかと。
とにかくキャスト陣の説得力がすごい。
ヴィゴ演じる主人公は乱暴なんだけど心根は優しく正義感に溢れてるっていう人格がスッと入ってきた。
マハーシャラアリ演じるピアニストは気品にあふれ、でも迷いも葛藤もある姿が最高にハマってた。
特に終盤のシーンでの、ドクが雨の中で思いを吐露するシーン、鳥肌が止まらなかった。これが映画だ〜！と思った。
ただこの映画に様々な批判も上がっていることは事実で、日本で住んでいる限りは特に人種を意識する機会がまだ少ないと思う中で、このように捉える人は多いということを知っていた方がいいなと感じる。しかもそれが主に黒人の側から出ているというのは紛れもなく当事者の意思なのだから尊重すべきかと。本当に当事者の側に立つというのは難しいな。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/amp/features-and-analysis-47367572
