ずっと見たかったけど、中々見る機会が得られずやっと見られました！
広告を見てからしばらく経っていたので、どのような内容だったか忘れてからの鑑賞でした。人種が違うもの同士の友情を描いた映画かと思って見始めましたが、内容はもっと深刻なものでした。
この時代の黒人をとりまく環境は非常にひどいもので、映画を見てる最中、あまりにも腹立たしく何度も舌打ちをしてしまいました。
口が達者で飄々とした性格のトニーと寡黙で人間性がしっかりとしたドンは対象的ではあったが、お互いの良いところが影響し合い、才能や長所を認め合うことで友情を築いていました。
トニーの「この世界は複雑だ」というセリフが非常に印象的で、誰しもがこのことを知っているはずなのに、そこで思考が止まり、行動も変わらない。事実を知り、思考を深め、行動に起こすことが、差別のような問題を無くすのではないかと思えました。
