KotaroHayashi

グリーンブックのKotaroHayashiのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
戦後のまだ黒人差別が色濃く残っていた1950〜60年代のアメリカでの話。
黒人の有名ピアニストのドン•シャーリーが、勇気を持って当時最も差別が激しいと言われていた南地区での演奏を2ヶ月かけて行う事を決意する。
ツアーを実行するにあたり、ドライバー兼ボディーガード的な役割として、イタリア系アメリカ人のトニーを雇い、2ヶ月間共に南地区を横断する。
トニーは当初黒人に対し、従来の社会と同様差別的思考を持っていたが、ドンの音楽の才能と紳士的な言動に対し、徐々に心を許していく。
評判通り、いや、評判以上の作品だった。
ノンフィクションってのも個人的にツボだし、観ていてひたすらドジェントルマンなジョンと、荒削りだが情に厚いトニーとの友情が徐々に育まれていく感じが、観ていて本当に心地良いし胸が熱くなりました。個人的にめっちゃ好きな作品です。また観ます
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