とても好きな映画。
才能があっても肌の色で差別される世界。
人の考え方を変えるのはすごく難しいことだし自分自身も何かの固定観念に縛られてそれに気づかず生きているかもしれない。
でも、黒人を差別していたトニーは、ドクと出会って黒人を差別することの間違いを知った。お金のためではなく人のため動けるようになった。
習ってきたクラシックにこだわって演奏をしていたドクは、トニーと出会って自分らしさを音楽にのせて表現することの楽しさを知った。毛嫌いしていたフライドチキンの美味しさも知った。
人の考え方を変えるのは難しくても自分の考え方を変えることはできる。いろんな考え方ができる人生の方が絶対楽しいから、人との出会いは大切にしたいし、新たな経験を恐れないようにしたいと思う。
ふと垣間見えるドクの笑顔がすごく素敵で儚げで嬉しかったのでまたみたい。