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オボの声の表現者のレビュー・感想・評価

オボの声(2018年製作の映画)
3.1
あえて長回しして無駄と思えるようなシーンも何回もタバコを吸う所やメシを食う所も全てが主人公結城さんが演じる秀太そのものを感じさせる。


特にオボを探す森の中のシーン
ほぼほぼ真っ暗で秀太の息遣いと木々と暗闇と懐中電灯の光しか見えない中

途中飽きさせると思いながらも合間合間に入る秀太のセリフ

絶妙なタイミング

これがあるからこそ先が気になるし、見えないからこそ秀太の気持ちがより鮮明に刺さる。


1カット1ショットで撮ってるからこその深み。

良き。
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