オボの声の作品情報・感想・評価

「オボの声」に投稿された感想・評価

どうしていいかわからない
わかってんだよ、ダメなのは
ただ打ち砕けたその感情は簡単には直せなくて
母ちゃん、そんな賞状なんて見たくない
割れた賞状と母ちゃんの背中がとても辛かった
壊れた車のフロントがサンドバックと重なった
トラックの車内、、やっと出た言葉がおにぎりについて。
電話にずっと出ないあの感情
逃げてるからわかんなくなるんじゃねぇのか はあまりに重く突き刺さった
まさかの地元のバス"イ〜ナちゃんバス"が出てきて嬉しくなった
あえて長回しして無駄と思えるようなシーンも何回もタバコを吸う所やメシを食う所も全てが主人公結城さんが演じる秀太そのものを感じさせる。


特にオボを探す森の中のシーン
ほぼほぼ真っ暗で秀太の息遣いと木々と暗闇と懐中電灯の光しか見えない中

途中飽きさせると思いながらも合間合間に入る秀太のセリフ

絶妙なタイミング

これがあるからこそ先が気になるし、見えないからこそ秀太の気持ちがより鮮明に刺さる。


1カット1ショットで撮ってるからこその深み。

良き。
kappazusa

kappazusaの感想・評価

3.8
This is a good opportunity to see such a beautiful hand-carrying close-up long take. I totally understood this movie never needs camera blocking.
koalady

koaladyの感想・評価

4.2
セリフや情報、音楽などを必要最低限なまでに削ぎ落としていて、映像としても挑戦的な作品。

雨とか車の環境音の方が大きくて、セリフが聞きづらいのもリアリティがあって、むしろ好き。
最後のカットからエンドクレジットに繋がるところ、とてもよかった。
声が聞き取りづらいのがもったいなかった。

主人公の男に対しては、同情の余地もなく、共感できず
ただただ腹が立った。
何度も腹が立った。情けない。

作品としては
監督は相当神経質な人なのだろうと感じさせる作品。
yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.3
挫折し 逃げてばかりの情けない男、秀太。俺をどうにかしてくれって わからなくもないけど 自分でどうにかしないと再生しないんだよ。お友達には なりたくないくらい嫌いなタイプ。でも 自分の中にも似た部分が一つや二つはあって それを変えた時の眺めが良さを教えてあげたくもなる。逃げるのが最良な時と 逃げるのが最悪な時では 未来が違う。お母ちゃん役の烏丸せつこが いい味出してる。
kyoko

kyokoの感想・評価

3.3
雨の坂道、真夜中の山道、どこに行っても驚くほどの長回し。
今なら私もできるんじゃないかと思うほど、ガスボンベ交換の手順をきっちり見せてもらった。

説明とセリフをぎりぎりまで削ぎ落とし、主人公の出口のなさと閉塞感の描写としては、この手法はまあまあ成功していると思う。結城貴史のやさぐれた面構えもグッド。
……なんだけど。
俺をどうにかする前に、セリフが聞き取れないのなんとかしてほしい。ザーザーぶりの雨の中とかラジオのかかってる車中とか、ただでさえ少ないセリフがぜんぜん聞こえなくて、ストレスかかりまくり。
任侠俳優・菅田俊なんて天龍レベルで聞き取れない。

そうなると渾身の長回しがただの自己満足に見えてしまう。
オボの噂の正体もいまひとつ活かされず、惜しい。

カメオなの?ってぐらい波岡一喜が一瞬だったのも残念。
RYU

RYUの感想・評価

3.9
‪常に誰かのせい。何かのせい。‬
‪そうやって世界を睨み続けている彼の目は、自分を見ることからは逃げている。‬

逃げて逃げて逃げて逃げて
それでも、最後は自分と向き合わなければいけない。

静かに、重い音が響く。
naoshi

naoshiの感想・評価

3.8
移動しているようでひたすら座り続ける、いっさい笑わない。よくぞ、ここまでやったという印象。「夕飯いらない」がここまで温かく前向きな言葉になるとは。
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