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少林少女のnobuoのレビュー・感想・評価

少林少女(2008年製作の映画)
1.0
某有名評論家が「文化的レ○プ」「ウ○コ味のカレー」と評した伝説の映画。噂に違わぬ出来だった。

思考回路が意味不明すぎてサイコ感溢れるメインキャラ。テキトーに書かれたようなカラッポの台詞を喋るモブ。岡村隆史の棒演技と思考停止の天丼コント。何故か柴咲コウの祖父役(遺影)として出演する富野由悠季(ガンダムの監督。何故...)。唐突かつ理解不能で噴飯ものの展開。ほぼ活かされないラクロス要素。クソポイントを挙げ連ねるとキリがない。

ここまでの要素を挙げれば単なるクソ映画で済むものの、本作はこれだけで終わらない。

「...聞こえますか...」
「...キラキラ...」
「...宇宙が...」
「...暖かい...」

ラストバトルの決着で訪れる、カルト宗教染みた衝撃展開...。
ラスボスの脳内に直接語りかけ洗脳する柴咲コウの不気味な囁きが、この数日間頭から離れない。この気持ち悪すぎる展開のおかげで、本作は後世にまで語り継がれる伝説になれたと思う。チャウシンチーが関わっているらしいけど、只の名義貸しだと信じたい。

少林サッカーの要素を部分的にパクる位なら、いっそのことプロットを丸々パクれば大分マシになったはず。少林サッカー的なものを期待して映画館へ観に行った方々、心中お察しします...
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