ようやく見たジョーカー。面白かった！ホアキンの怪演。ストーリーというか、全体の雰囲気に圧倒される2時間。ジョーカーというキャラクターを新たな視点から掘り下げた作品。
アーサーという1人の男が徐々にバットマンの唯一無二のヴィラン、ジョーカーに変貌していくまでの話。彼は狂気に呑まれたのかキレたのか。アーサーがジョーカーになるまでの話は本当に悲痛で狂うには十分に感じる。アーサーが階段で踊る様はまさに狂気。ただ一方で、ジョーカーになることでこれまで自分を無視してきた社会に牙を剥いたようにもとれる。
あくまで映画はジョーカーことアーサーの話であって社会的な要素は副産物だと個人的には思うけど、虐げられる人に目を向けない社会の暗い部分について考えさせられた。誰か1人でも彼を気にかけて助けてくれる人がいればあるいは。。
他の映画シリーズ、コミックからも完全独立の話らしい。面白い、新しいジョーカーのオリジンだった。
