この映画の全てが自分にとってわかりやすくて気持ちが良い。
善悪の判定とその行動を自分で、というところ。
トークショーに呼ばれてそこで語り始めた時にびっくりしつつそうだよなと。自宅に元同僚が訪問して、2人それぞれにとった行動がアーサーにとっての善悪によるものなんだなと思ったから。
あと電車から降りて駆けつける警察と逆向きに歩いて出てくる時、歩き方が完全体ジョーカーの歩き方でカッコよくすらあった。
徐々にジョーカーになっていく様が、ただ情報や境遇による下降線にあるからというだけでなく、アーサーの考えやスタンスも見えるように自分で変えていく過程があって良かった。
トーマス・ウェインの片付け方も絶対にアレの方が良い。ジョーカーは引き金。ゴッサムが自分の善悪で動くようになった。
その方が恐ろしいから。