2019-209
試写会にて、そして公開日に
2度鑑賞。
ピンと張りつめた糸はいつ切れるかわからないほどずっとピンと張っていて、もうほんとに息をする間もなかった。
恐怖、脅威、哀憐、狂気
どれもしっくりこない。
そしてときたま同情しそうにさえなる。
とりあえずホアキンってやっぱりすげーのね。彼の演技にただただ飲み込まれていった。
不気味!この言葉に尽きる。
ただホアキン演じるジョーカーは決してビィランではない。彼は決して悪役ではない。だから映画史上最高の悪役と称されるヒース演じるジョーカーとは全く別物で比較対象外。
ヒースのジョーカーもホアキンのジョーカーも最高で大好き。
トッドがタクシードライバー、カッコーの巣の上でなどに影響を受けていると言ってるようにこの映画は心理描写がすごく多くて、それはそれは好物!大好物!
音楽といいタイトルやクレジットのフォントといい、悲劇を喜劇に感じさせるあの匠感。喜劇?いやいや、とんでもなく悲劇だよ。アーサー、君のことだけを考えたとしてもそれは悲劇でしかないよ。いや…喜劇なのか?