キャラクターとしてもよく知ってるし、どういう結末になるのかはわかっているのに、ここまで終始釘付けにされるとは、、
観終わった後にずっしりと来た。いい映画だった。
今まで語られてきたことのなかった、ジョーカーのジョーカーたる所以。ここまで名の知れたキャラクターだと、納得の脚本を作り上げるのもかなり大変だったと思うが、私的には大満足です。
ジョーカーがただの快楽犯罪者ではなく、ジョーカーにもそうなるべくしてなったカタルシスがある。
そもそもガタガタだった歯車が、物語が進むにつれて目に見えて噛み合わなくなり、最終的には跡形もなくなってしまう、そんな話の進め方が見事。
ダークナイトでのヒース・レジャー版ジョーカーも世紀の怪演だったと思うが、今回のホアキン・フェニックス版ジョーカーもえげつない怪演。
ロバート・パティンソン版バットマンとの共演も観たいところだけれど、この世界観はこの映画の中だけで納めた方がいいのかも。
本当にいい映画だった。ダークナイト観たあとにも思ったけど、今後ジョーカーを演じる人は肩の荷が重いですね笑