ほぼ全編ホアキンの一人芝居。
それを120分間全く飽きなく見続けられるのは、彼の名演所以なんでしょう。
ストーリーもさることながら、重々しい劇伴と耳に残りまくる笑い声が相まって、もはやDC映画であることを忘れる程超絶ダーク。
また覚醒していく(イカれていく)アーサーに一抹のカッコ良さを感じてしまうのが怖いところ。不運の極致のような境遇をある意味克服していく様は、歪みまくっているけど一種のカタルシスを感じてしまう……
伝説のヒースレジャージョーカー以来の、新たなカリスマジョーカーの誕生を拝めるだけで一見の価値あり!