よくありがちなエピソードや展開もある中で、こんなにも圧倒される映画は大人になったからは初めて観たかもしれないぐらいに衝撃的だった。
ホアキンは素晴らしい演技を魅せてくれたというより、ジョーカーの生き様を焼きつけてくれたようだった。最初のピエロと最後のジョーカーは全く別の顔になっており、二度と忘れられないと思う。
同情も出来ないが、否定も出来ないジョーカーの人生を言葉で表現するのが難しい。もうこれ以上観ていられないという生々しい気持ちといつ反転して爆発するのか目が離せない好奇心が複雑に入り混じった最高の2時間を経験できた。
追記すると、涙と笑いの表現、音楽がやはり印象に残ってる。
いわゆるジョーカーらしくないという意見や全て妄想ではないかという意見は頭になかったので、びっくりした。
