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ジョーカーのすみのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.0
「僕の人生は喜劇だ。」バットマン最強のヴィランであるかのジョーカーがなぜこの世に生まれてしまったのかを綴る物語。
驚くのはあの「ハングオーバー」を面白おかしく描いたトッドフェリックス監督がこの作品を描くと言う事。喜劇といっても喜劇の質が違う。どこかの口コミでも書いていたがホアキン・フェニックスの笑いながらも目が常に悲しいところ。アカデミー主演男優賞間違いなしの迫真の演技。貧困層と富裕層の完全なる格差社会の中で、繰り返される裏切りに絶望して、狂気と化す男の姿が描かれる。
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