王裕

ジョーカーの王裕のレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
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既出のジョーカー達とは、やはり完全な別人感が否めませんでしたが
この『ジョーカー』が悪役として登場するバットマンが観たいと思いました。

物語は終始暗い雰囲気の中陰鬱で、特に派手な転換期も無く、淡々と主人公の精神を軋ませてゆきます。

かといって退屈な展開ではなく、気付けば時間が過ぎていた感じで、魅せ方・惹き付け方が素晴らしかったです。

『ジョーカー』に自身を重ねる方も多いようですが、自分は同情はしても共感は出来ませんでした。
王裕

王裕