ジョーカーのめぽのレビュー・感想・評価

これは悲劇なのか、喜劇なのか。


虐待、いじめ、貧富の格差など現代の社会問題とリンクしていて、とても考えさせられる映画だった。
数はとても脅威的で、日本にもいつかこのような事態が起きてしまうのではないかと他人事のようには思えなくなった。

アーサーも根っから腐っているわけではない。置かれた環境や状態が不遇だっただけだと、とても胸が締め付けられた。
ついに狂ってしまったアーサーの生き方には、不適切だが、とても魅力的で美しい景色を眺めたときのように感動してしまった。