宇多丸さんのムービーウォッチメンや、町山さんの評論を聞き、観賞。
皮肉としては確かに効いてるし、ホアキン・フェニックスの怪演だし物語の最後は良かったし、劇中の音楽も味が効いてて良かった。
ただ、ジョーカーがこうなるまでの言い訳っぽく感じたのが少し気になった。
宇多丸さんの評論聞いて確かになと思ったのは、『笑うに笑えない喜劇であり、笑ってしまうほどの悲惨な悲劇』っていうのが、ピンとくる。
あと、個人的には自分は映画はハッピーエンドじゃないとダメなんて言うつもりは毛頭ないんだけど、これがアカデミー賞最有力って、選考側の反権力と言うか何か思想が露になってて、何か辟易とする。
権力にすり寄るのも論外だけど、反トランプは飽きた。
