こいけ

ジョーカーのこいけのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.4
今作は高評価ながら賛否あるみたいですね。
ジョーカーの過去を映像化することで、
バックボーンができて狂気の深みが出た!
バックボーンができて、カリスマ性が失われた。
悪のカリスマに同情や共感が生まれてしまった。などなど…


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメディアンを夢見るここ優しきアーサー。彼は自称(笑いが止まらない)という病で精神病院に通院していた。
「僕の人生は悲劇だ。いや喜劇だ。」

悲劇の人生を喜劇に変えるために目指したコメディアンの道。
彼には様々なさらなる不幸や事実があり
それを世界から虐げらていると感じ心を病み始める。

「狂っているのは僕か、世界か…」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


僕は実はダークナイトにハマっていない。
評判も良いしもちろん普通の映画よりは印象に残ったが、そこまでではなかったのです💧
今作を観てその理由がわかった!
人物に深みがある方が好きなんだなと感じました!

でも今作を面白かった、かっこよかったなどとおススメしていいのかは微妙なところです。


ダークナイトとは設定も少し違うところがあるのでつなげるものでもないけど公開前からヒースレジャーのジョーカーと比べられがち。
そして公開とともにホアキンジョーカーは大絶賛‼️
どっちの作品が好きかのレビューはあっても
どっちの演技が好きかはほぼ見かけないので、演技は大絶賛ですね!

あの目尻を下げながらの高笑い!
あの笑いの表情が本当に演技⁉️あんな表情が演技だとは本当に信じられない!

そして徐々に病んでいく表情の変化や、覚醒して吹っ切れて何かを決断した表情!

階段を降りるシーンなんて思わず見惚れてしまうほど😱


リアリティのある暗い物語が大人向けだが、
覚醒のシーンがあると大人向けの少年漫画だと感じ、だからこそ目が離せないんだなと思いました!

R指定があるにしてはグロテスクなシーンは少なめだが、リアリティのある精神が追い詰められていく雰囲気、
そこからの覚醒はたしかに影響があって危険なストーリーでした。