はまじ1101

ジョーカーのはまじ1101のレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
3.0
近くのイオンシネマで上映最終日に駆け込み鑑賞。
うーん、公開初日から絶賛の嵐とか、重たすぎる内容だとか、この映画に影響されて犯罪が起こるんじゃないか、などの前評判を聞いて期待が大きくなりすぎたか、絶賛する方が大変多い中、正直拍子抜け。

確かに重たい内容だし、色々現代社会にも通じるものがあって色々考えさせられる。「いつか私にも同じようなことが起こったら、自分ならどうするだろか?」他人事とは思えないリアルさがあるが、実際はそんなことそうそう起こらないだろうし…。
この映画を絶賛している人は、不幸なアーサーに感情移入できる想像力に富んだ方が多いのだろう。

それと、私はこの映画が「バットマンの宿敵ジョーカーの誕生話である」という(程度の)予備知識を持っていたが、何の予備知識もない人にとっては「一人の底辺おっさんが狂ってピエロの仮装して殺人するだけの映画」で終わってしまわないかが気がかりです。

ただし、上記の感想はネットでの考察記事を読むことで、だいぶ印象が変わります。気になる方は是非ネットの考察記事を読んでみて下さい。かなり深いところまで考察されており、映画の各シーンにそんな意味が!?と驚かされます。

でも、考察ありきの映画は好きではないためこの評価。
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