ジョーカーはまさに自分であり、人間そのものである…
物語の序盤は、心優しきアーサーが、脳の病気の為に、感情のコントロールがきかず、笑ってしまう病気とその不気味な外見から世間から笑われ、苦労し、それでも耐えながら、いつかは自分も輝きたい…とわずかな夢にすがって生きていく…
恋だったり、コメディアンになる夢だったり
その序盤は、とてもじゃないが胸が痛くて仕方なかった
バカにされ、騙され、世間から無視され…
それでも頑張って生きているアーサーだったが、ある日、地下鉄の中で女性をナンパしてる3人のエリートと出会ってしまったことから悪のカリスマ、ジョーカー誕生のストーリーが始まった。
とにかく最初から最後まで、ホアキン・フェニックスの演技に圧倒されます。
そして…この映画を観て思うだろう…
ジョーカーはまさに自分であり人間そのものだと…
善とか悪とか誰が決める?もしそれを自分が決めるなら?
ただのアメコミ映画のサイドストーリーではありません。哲学的な映画だと自分は思いました。