心に闇を持つ人なら深く共感できそう。
生きづらさを抱えながら、そのむしゃくしゃした気持ちを殺人で晴らす。その方法は確実に間違っているが、誰しも、自分はなぜこんなに報われないのか?その鬱憤を爆発させたいときがある。
環境によって作られた自分か、本当の自分か。幼少期から不運な扱いを受け、そんな人生を「喜劇」だと呼ぶ彼に何とも言えない辛い気持ちを抱いた。
なぜ人は彼に冷たくするのか?彼が悪いのか?彼が何をしたのだろうか?決して悪い人ではなかったのに、誰も優しくしてくれなかった。悪で周りを見返させていく彼に清々しさも感じるが、もっと上手に生きてほしかったと願う自分もいる…