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一度死んでみたのseaのネタバレレビュー・内容・結末

一度死んでみた(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ある日、父親である野畑計の会社に勤める"じいさん"が開発した新薬"ジュリエット"を飲むことになり計が仮死状態になったことを知った七瀬。2日で生き返るはずが、開発中の薬"ロミオ"を巡り、ライバル会社に嵌められたことを知った秘書の松岡と七瀬は父親の本当の死を避けるべく協力することに。

母親である百合子が死ぬ間際まで仕事を優先した父親が大嫌いだった七瀬だが、当時後にロミオとなる薬の研究を急いでいたのは百合子を助けるためだったこと、今でも毎日百合子にLINEを送っていることを知った七瀬。

父親を生き返らせるために手を尽くす松岡と七瀬。そこで、高電圧の電流によって強制的に生き返らせる方法があると知った2人は急いで葬式場のホテルへ向かい、超静電気体質の松岡が計へキス。しかし、ライバル会社の手によって火葬にされてしまい諦めかけたその時、、宇宙服を着て現れた計。

また、じいさんと呼ばれていた藤井さんが本当にお爺さんで、ロミオのおかげで若返っていたことが判明。藤井さんの手によって無事に会社も父親も救えた七瀬と松岡。
最後には七瀬と計の写真に百合子も写り込み、LINEも既読になり笑みをこぼす計と七瀬であった。

ロッカーに隠れて早着替えを披露したり、いつか宇宙に行きたいと社長室に宇宙服を飾り、棺に入れてもらったり、母親の最先端の遺影やLINEのやり取り、じいさんなどなど、最後に一気に伏線回収されていったのが面白く最後には心温まる楽しい映画だった。
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