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にっぽん昆虫記のdaitenのレビュー・感想・評価

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)
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薄幸な女の、ぬかるんだ人生の記録。カネ、セックス、宗教、そしてカネ。捨てられ裏切られ寝取られる貧しい暮らしのなか、乳を呑ました父への変わらぬ思慕が沁みる。戦争も安保もクソ食らえ。二本の足で生きてやる。ラストはイマヘイらしい庶民のリアリズムだった。
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