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ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーションのmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男社会の音楽業界で性別というハンデを乗り越え、迎合することなく逆境に立ち向かい、ひたすらに音楽と真摯に向き合い続けたジョーン・ジェット。
名声に興味はなく、ただロックをやりたい、ギターを弾きたいという、溢れんばかりの純粋な気持ちがすごく伝わり、心を揺さぶられた。
やっぱり本人が語る半生のドキュメンタリーはいいな。

ランナウェイズ空中分解のきっかけとなる日本での撮影(篠山紀信撮影のセクシーなアイドル雑誌ぽいもの?)は日本人の意識の低さに恥ずかしくなる。

シェリー・カーリー脱退後のランナウェイズはキツそうで、お酒に溺れ目も虚で辛そうだったけど、盟友ケニー・ラグーナとの出会いでソロへの道が開け、ジョーン・ジェットが再び輝き始める。(家族ぐるみの付き合いケニーの娘もバンドに加入し心強い支えとなっている)

Warped Tour 06のステージがめちゃめちゃカッコ良くて!
09サマソニでジョーン姐さんのステージ観に行かなかった自分は本当にバカだと猛省。

目まぐるしいくらいに色々な人のコメントの嵐。
イギー・ポップに、Blondieはデビーとクリス・シュタインの2ショットで♡
Social Distortionのマイク・ネス~!
映画「愛と栄光への日々/ライト・オブ・デイ」で共演したマイケル・J・フォックス(元気そう~)
The Killsのヴィヴィまで~!

ダービー・クラッシュがイカれてるGERMSのライブ映像も観れる。

2015年にはロックの殿堂入りを果たし、女性ギタリストとして遂にロックンロールの象徴に。
何よりも先ず、クリスマスにギターをプレゼントしてくれた両親への感謝というスピーチにジンときた~。

I ♡ Joan Jett !!!

2022-211
mam

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