あまり邦画は観ないのですが
好きな映画の中でベスト5に入る『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督の作品ということで『長いお別れ』を観てきました。
暗すぎず
落ち込み過ぎず
時には笑いを交えながら
認知症という問題を捉えた映画でした。
スーパーの人の対応の様子を見ながら
認知症という病気は
地域全体で見守って行かなくちゃいけない問題だなぁ、、、と思いました。
私の祖母は、一度淡路島の警察から電話がかかって来たことがあるらしいですし←帰る、帰ると言って自宅から居なくなったらしい。
祖父の時は何度も、お祖父ちゃんが居なくなった〜!
と大人たちが右に左に探しに散らばって行ったのをよく覚えています。
大家族だったから何とかなったけど
今は核家族だから、その家族だけでは支えきれないですよね。
『湯を沸かす、、、』の時もそうですが
重いテーマを、重過ぎず、先に希望を残した様に撮る中野監督の映画、好きです。