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ヲタクに恋は難しいのrdDesignのネタバレレビュー・内容・結末

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

※これはヲタ映画の皮を被った本気ミュージカルです

おそらく、ヲタ要素を求めて観た方には物足りなく感じられ、山崎賢人・高畑充希など出演者を求めて観た方には「出演者は良い」と評価され、福田組ファンからはいつものノリが少ないと言われ、ヲタ用語やアニメを知らない方には面白さが伝わりにくい、というなんともウケ難い映画になっている…

しかし、ヲタであり吹奏楽経験者でありミュージカル大好きでアニメ好きな私にはクリティカルヒットした。以下長文。

まず、ミュージカル曲が異常に良い。誰だ、誰が作ったん!? とエンドロールを見ると「鷺巣 詩郎」。まじか。まじなのか。どーーーーりで良すぎると思った。
逆に良すぎてミュージカル部分をカット出来ず、慣れないお客さんには長く感じられたよね。うん、わかるよ、でもカットできないんじゃ、鷺巣詩郎なので……

そして、高畑充希。可愛い。とにかく可愛い。ヲタ特有の挙動不審さが可愛い。ピンクピンクしてても可愛い。許せる。これを演技でやっているので、とんでもない怪物である。もちろん歌唱力も素晴らしい、そして踊れる。すごすぎる。
それを上回るのが、山崎賢人。無表情であの演技。眼鏡が似合いすぎ。あのポーズの存在感(山崎賢人はエヴァ知ってるのかな? 知らないでやってたらそれはそれでおもしろい…)。そして、トドメの麦茶。からの最初で最後の笑顔。歌は、まわりが上手すぎて大変だったと思うけど、合格点。
菜々緒!!!え?!!?歌、上手いやん!!!!すごいやん!!?!?そしてコスプレ可愛い!!!もっと出番増やしてあげて!!!2で待ってる!!!
斎藤工は、もう少し頑張れ。お前なら出来る。

ヲタ用語については、「それは流石に言わんやろ〜〜」って部分もあったけど、ヲタ特有のノリを表現できてて良かった。「それな」とか「御意」とか使うし。(え、使わない?)

ゲームとアイドルはよく知らないけど、あのヲタ芸は芸術。ファンがアイドル見に行ってるのか、アイドルがファン(のヲタ芸)を見に行ってるのか、どっちやねん、というレベル。現実ではああならないんだろうから、映画ならではの演出で◎
モンハンはやったことないので、わからないけど狩り楽しそう…隣でアドバイスくれるのいーなー。

あ、ムロツヨシはね、無くても有ってもどっちでもいいかな、、
佐藤さんは完璧でした。

EDの曲が最高でしたね。全体的にエヴァ推しだったのかな? 監督が好きなのかな?

ということで、ヲタ映画の皮を被った本気ミュージカル映画、みんなも観てね☆
(星はつけられない☆)
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