"戦場が彼女の戦場。📝"
メリーコルヴィンさんが観てきたものを、見過ぎてしまったものをマシューハイネマン監督のフィルターを通して初めて知れることに感謝します。
"あなたの話を描きたい"
彼女はそう言ってスリランカ授かった左目の眼帯越しに真っ直ぐ、当人から話を聴く。
戦争が起きる。彼女はいつも弱い立場の人達の元へ銃弾を喰らいながらも、駆り立てられるように現地に居たー。
撤退しろと言われようが、それでも突き進み、彼女が目指す場所に向かって戦場のど真ん中を走る。
戦場が彼女の戦場。
あまた多くの戦場を目で観て、PTSDにもなり、アルコールとタバコに依存、なおも記者としての彼女の気持ちは強くなる一方で…周りのひとも心を削いで、傍に寄りそっていたのだろうなぁ。
全年齢指定という事で表現と勝負に重きはおかず、全編を通して彼女の生きた証と伝えるべきものを一貫して描ききった事には感服しかない…
"恐怖は全てが終わったあとに来る。"
という言葉に深い震えは当分止みそうには無い。
メリーコルヴィンさんに愛をこめて…(。ー人ー。)