すぺー

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのすぺーのレビュー・感想・評価

3.4
ハーレイクイン!スーサイドスクワッドで、一際輝きを放って狂気を放って美貌を輝かせていたスーパーヴィラン。その単独作。

スースクではヴィランズの中のぶっ飛び狂気担当だったけど、本作ではもちろん頭を張っている。ハーレイ見放題の嬉しさと、全編でハーレイの一人語りが口説いのと…と感じた。とはいえストーリーは予告にも出てる通り、バーズオブプレイの面々が現れたりして、とにかく華やか……違うな……ダイバージェント!基本的に犯罪が背景にあるのでヨゴレ役だけど、女性ヒーロー/ヴィランの集まりなので、ガテン系ノリのかほりがする。ハーレイ一辺倒にならないように、キャラの見せ場で盛り上がる。しかも流れとして最初から一致団結!とかそこに向かってる感を見せずに、気がついたら利害が一致してた、面白みのデカい群像劇。キャラクターとストーリーが富んでていい。

そんでなんと言ってもアクションとBGM!カッコイイ!サントラ買うか!ってなった。
覚醒剤バットカキーン、スプリンクラーの雨の中、後半のバトルシーン。アクション気合い入ってんな!と音楽ノリノリ!で楽しくなっちゃった。
序盤のアクションは少しパターンが見えた気がしたけど、アクション盛り込んだ結果なのかも?安心して後半に期待してほしい。あとガールズパワー感じる股間攻めが多いかも?まぁメインキャスト、ガールズばかりなので仕方ないか。
BGMは音楽の造詣が浅いので解説できないが、とにかくバトルシーンで高揚感が半端なかったので、公開したらもっかい確認してきたい。

ちょっとなー?と思ったのはユアン・マクレガー。少し演技がチープだった気がした。ブラックマスクのヤバさが、処刑シーンくらいで話が進んだのもあって、もうちょい作り込んで描きこんでほしかったかも。しかし後半のブチギレシーンでは、メイクもあったせいか緊張感高まった。あとラストにも期待。

逆にホームラン!と思ったのはバーズオブプレイのキャラメイク。ハントレス絶妙に面白い!美人なのに!
そして個人的に嬉しかったポイントはビーバーたん実写化……。アホ子さんとの妄想会話がなかったけど、少し話しかけてたし、それで充分。ちょっとぬいぐるみっぽさ強かったけど、まぁよし。エンドロールでSpecial Thanksにアマンダ・コナーが入ってたし。アマンダ・コナーのハーレイコミック大好きなんです。

試写会で先取りできた嬉しさ補正、コミックのファン補正あるけど、アクションエンタメとして上々!スースクファン、DCファンは必見!デップー好きは賛否あるかも。ジョーク好きかつアクション好きも必見。
公開したらもう一回観るゾ〜
すぺー

すぺー