dai56

アド・アストラのdai56のレビュー・感想・評価

アド・アストラ(2019年製作の映画)
1.2
(オススメの心境)
宇宙空間に行きたい時
マントヒヒを見た時
スッと眠りに入りたい時

(映画の概要)
近い未来、月や火星に往来ルートが開設された世界が舞台。
主人公は、顔色一つ変えずに様々なアクシデントに対応することができる理想的な宇宙飛行士。
そんな彼の父は数年前地球外生命体を探しに海王星付近まで探索に行き消息を絶った、任務を全うする英雄。
その英雄が、もしかしたら生きているかもしれない、さらには太陽系を破壊するほどのエネルギーを発している可能性がある。
父はなぜそのような事をするのか、真相を突き止めるために主人公が星の彼方まで旅立つ、SFヒューマンドラマ映画。

(映画への率直な感想)
プロモーションを見て期待を胸に見ましたが、プロモーション詐欺感満載で、なんとも残念な映画でした。
ちょくちょく人が死ぬのでパニック映画にしたいのか、父との描写でヒューマンドラマにしたいのか、ミッションの謎を解くためにミステリーにしたいのか、全てが中途半端であり中身が相当薄かったです。
最もしんどいのが1カットの長さと間延び感。心理描写的な場面が多く、宇宙であるため、ゆったりと浮遊した状態で長文を語るのは睡魔との戦いでした。
でも、宇宙の描写は結構忠実そうで、宇宙旅行感は楽しめました。

(映画からの学び)
物語はシンプルにし、内容を深掘りすることが大事だなと学びました。
あれこれ詰め込みたい事、伝えたい事があったとしても聞き手、読み手は集中できる時間が限られていますので、ブラッシュアップして一定の事に特化した方が、理解を得られます。
プレゼンの時なども、資料はできるだけシンプルにしようと思いました。
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