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アド・アストラ2019年製作の映画)

Ad Astra

上映日:2019年09月20日

製作国:

上映時間:124分

3.3

あらすじ

「アド・アストラ」に投稿された感想・評価

心理学で言うところの「父殺し」の話。
登場人物が少なく、それぞれのシーンも短いが、CGとかその他もろもろ技術的な部分でそれなりに制作費はかかっているのだろうなあ。俳優の存在感に引っ張られて最後まで観たが、ストーリーにもう一捻り欲しかった。
スガル

スガルの感想・評価

3.7
観ました。
あんまりよくないんだなと思っていましたがこれほどの映画だったんだ。
全編、価値を感じる映画でした。

数年前に宇宙の映画ありましたが、ああいう映画を経てきて、この映画があると思いました。
人類は進化してるんだなと。
駄作があるから名作が生まれる。
映画って何かしら影響し合ってるんだろうなと少し感じることができました。

登場人物ってたいしていなかったです。
ブラピのみを楽しむ感じ。
魅力ある人なんだな。

脈拍80以上上がらないってすごい。

リアリティある映像で軽いところなかったです。
この映画、カットというのか映像がすごい気がしました。
場面の切り替わりや光の加減なんか。
奥深い映像というか。

父親に対する複雑な心なんかもテーマで、自分は感じるものがある映画でした。

未知な世界を描いた映画ってところも価値を感じた理由かも。
近未来の設定だけど全然現実離れはしてなくて、人類の行方とは?や昔から変わらない部分など。

絶滅する種族って言葉が出てきて、映画とは関係ないかもだけど、時間はこのままのスピードで進むなら何億年も先って未来は確実に存在すると考えました。
人類はやっぱり滅びてそうとか考えるとなんか不思議な気持ちになりました。
宇宙は当たり前に人類が滅びたあとにも存在してるんだろうな。

ブラピがひとりはほんとにつらいって言っていて考えさせられました。
他人に心を開けないことを告白していた人間でさえ…。

このレビューはネタバレを含みます

WOWOWにて。
映画館で見たらまた違ったかも。

映像美。孤独。独白。
ブラピじゃないと二時間もたない。

猿の要素いる?人死にすぎでは?

ぶっ飛んだよくあるSFじゃなくて現実の延長線上っぽさが新鮮でした。
yuukite

yuukiteの感想・評価

3.4
公開時映画館で。ジェームズグレイ作品にしては珍しいSF映画。家族を描いてます。ドナルドサザーランドが良かったかな。ラストは想像を超えることなく。。
M

Mの感想・評価

4.3
端倪すべからざる良作である。

だがしかし、キューブリック以降、スクリーンに映るあらゆる宇宙は、キューブリックのオマージュとしてしか成立しないのかもしれない。
安静時心拍数47回毎分で心肥大気味の宇宙飛行士(ブラッド・ピット)が公私共に重要なミッションを帯びて海王星を目指して飛び立つ。

彼のゆっくりと刻む心拍数に誘われるように、本作は眠りの淵への吸引力が非常に強い。
底無しの宇宙空間に静かに鳴っている環境音か?と思うような静かな音楽(マックス・リヒター)もその効用を強めている。
宇宙飛行士のモノローグも低く抑揚が無くとても落ち着いているし、無重力空間であっても落下して来そうな彼(ピット)の上瞼の脱力感も観客に伝わって来て、頑張っていても意識が遠のいてソファに身体が沈んで行きます。

現実生活に多少お疲れ気味の方、決して抗わないで身を任せましょう。気持ちよく落ちて行けますよ。
moscc

mosccの感想・評価

3.8
ブラピの嫁がリブ、お父さんがトミーリージョーンズだという幸せな設定だけで、ありがとう。
宇宙モノは大好きなのでたちまち引き込まれたものの、途中から何だかよく解らないうちに映画が終わってた(笑)。
父子の葛藤、邂逅からロイが秘めてきた呪縛の開放等、人間ドラマを描きたかっただけで宇宙じゃなくても良いよね。
全てに於いて奥行がない不完全燃焼な映画・・・・・宇宙空間に奥行あったわ。
思い出ぽろぽろ

ブラッド・ピット、トミーリー・ジョーンズの演技が素晴らしい!

それぐらいしか思い出せません。

観たのは映画館でだったので、宇宙ものは映画館で観る方がいい!てことは間違いないですね♪
劇場公開以来。ジェームズ・グレイここまで到達したのかという気持ちで放心する。
ポール・ヴィリリオが『トーチカの考古学』で小要塞の内部を包む暗闇の中にただひとつ開口部が存在するというカメラオブスクーラに類似した建造物へ魅了され、『消失の美学』で意識の喪失とともに眼差しをレンズへと同化させる快楽について論じたように、ジェームズ・グレイは宇宙空間に存在する闇へと向かう。
宇宙服で頭を覆う球体型のレンズ越しに見つめる宇宙船内では必ずどこかにフレーム内フレームが存在する。

ブラッド・ピットのいる空間とは別にフレーム内フレームが接続する空間では他の作業員たちが労働に従事しており、彼らがブラピのいる空間へと足を踏み入れた時、亀裂は生まれる。

フレーム内フレームで孤立するのは徹底してブラピと彼の探し求める父の存在であり、彼らが再開した時にロングショットで宇宙船内のフレームに2人が束の間であれ互いに収まりあう瞬間に感動する。

フレームから排除し、排除され続けた親子は、父親が存在のわからぬ無を追い求めて彷徨うのだとすれば、息子は父の存在を探す目的の中で無へと近付いてしまう。

しかし映画の進む過程で絶望的な死の反復からブラピが逃れたことがあるとすれば、それは血のつながらない奥さんによる呼びかけが、彼を生へと向かわせたのかもしれない。

思想も性別も異なる他者が呼びかけ続けること。ラストシーンが地上へ帰還したブラピが奥さんとの待ち合わせをして、ブラピの待つ喫茶店内への扉(=フレーム)を奥さんが開けて入ってくる。ただそれだけの導線と切り返しが的確なフレーミングで男女を結び/切り離している。
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