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アド・アストラのJのレビュー・感想・評価

アド・アストラ(2019年製作の映画)
3.0
・物語★
・配役★★★★★
・演出★★
・映像★★★★
・音楽★★★

公開初日に鑑賞🎊

観客のメンタルを試してくる“心理テスト”ムービーですね。
鑑賞前の高まる期待と、物語の展開とのギャップに、果たして観客はどこまで耐えられるのか…

『アポロ13』『ゼロ・グラビティ』『オデッセイ』『インターステラー』…宇宙や宇宙飛行士を題材にした近年の作品の中では、スイマセン、群を抜いてノレませんでした。

全体的に、暗いし静かだし、家で観てたら絶対オチてただろうって意味では、劇場鑑賞で良かったかも知れません。
海王星の輪っか💫とか、スクリーンで見る宇宙空間の映像はやっぱり壮大で美しいですしね🌌

キャスティングは言うまでもなく豪華✨
でも主演男優賞は、動物実験のマントヒヒです🦍


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(※以下、ネタバレあり⚠️)


“ブラピ史上最高の演技!”との前評判でしたが、それにも疑問です…。
「心拍数80を超えたことがない」という強靭なメンタルの持ち主(というか心が不感症⁇)なだけあって、今作のブラピ、基本的に感情の起伏がない。それがある時点を境に感情を露わにするんですが、感情を爆破させるって感じでもなくやっぱりどことなくおとなしい…。
やはり“最高の演技”は言い過ぎでしょう。
『セブン』のラストの演技の方が、圧倒的に心に突き刺さりましたよ!

あとね、トミーリージョーンズね…
地球外生命体の探索に固執して、そのためには息子の存在なんて30年間忘れてたぁ、なんて言っちゃうんですよ。海王星をバックに、息子の目の前でね。
缶コーヒー飲んでる地球外生命体のお前が言うな、と🥫

あ、あとあと…“ヨシダ”の代わりに言わせてください!
いくら大義名分があったって、乗組員殺しすぎでしょ!ムキー!!

そんなことばっかり考えて、いまいちノレなかったのでした…😓


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劇場用パンフ★★
全22ページ。
読み応えはあまりないです…
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