うーん…白石監督とSFコメディの相性が良くない気がする。
日本社会風刺満載の設定が面白そう!って期待値があがっちゃってたけど、物語上そんなにその設定(AIと失業者。東京オリンピック中止。戦後。マイナンバー。監視社会…)いかされてないし、未来感もメッセージも想像の域を出ない感じ。
だけど、出演者たちの現状がそのままこの設定の(偶然にも?)メタファーになってて、この映画が傑作だったら本当に社会に問題提起するのにベストなタイミングだったのにぁ。もったいない。
白石監督、やっぱりあまり自分にはあわないのだけど、監督が発信するメッセージは応援してる。
とにかく、楽しみにしてたので無事公開されて劇場で観ることができてよかった。