麻雀放浪記２０２０のほおずきのネタバレレビュー・内容・結末

前作も原作を観ていなかったせいかもしれませんが、映画の途中で思いっきり置いてかれてしまいポカーンとしました。エログロ暴力が苦手な人は見ない方が良いです。かなり男性向けな印象でした。

舞台は2020年の東京。どうやら前年に戦争があり、日本は敗戦国になり東京オリンピックは中止されたので、変わりに麻雀オリンピックを開催する事に。国民は全員マイナンバー登録され、麻雀は世界的な人気を誇るが賭博は禁止とされ見つかれば逮捕される。という舞台設定のはずだけど、あまり生かされていませんでした。てか途中から敗戦国とかの設定消えたよね？

主人公は愛した女(？)を「豚のように扱いたい」と問題発言、ヒロインは誰にでも足を開くし貞操観念が最底辺、クソ丸を始め正直登場人物にまともな人は誰もいない。

あれだけ戦いを引きずっておいて、最後には決め顔で簡単なイカサマで勝利するという流れも謎でしたし、全体的に消化不良になる作品でした。

ヒロインとクソ丸の情事のシーンがかなり衝撃で、え、これR15なのでは？と一人で慌ててしまいました。全体的に男性向けとしか言いようがないですね。