いや〜、面白い通り越して発想がすげえわ、これ。
キャストの不祥事以前に、東映よく許したな。カルト映画路線なら大当たりだよ!
戦後からタイムスリップしたり、同じ東映制作の『博奕打ち 総長賭博』をBGMに使ったり、和田版には絶対なかった要素を取り入れまくってる所がリメイク版の良さだね。
強いて言うなら、戦後まもない頃は右書きの横文字も多かったから、坊や哲が「なんで左から読むんだよ? 読みづれえじゃねえか」くらい言わせた方が面白かったんじゃないかな。
それにしてもAIとの対決は本当に手に汗握るクライマックスだったわ。
万人受けする映画じゃないけど、アウトローを描くには調度いい。