アブラハム

麻雀放浪記2020のアブラハムのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)
2.1
麻雀放浪記感想

なにもかも中途半端にで何を楽しめばいいのかさっぱり分からない映画。
PVと広告から受ける印象としては作家性一本勝負の突き抜けた作品になるのかと思っていたが私の感度が悪いのか作家性は行方不明で勢いもそう突き抜けているわけでもない。
では主人公の哲がママへの憧憬を振り切り男として雀士として一皮剥ける話かといえば正直描写不足な上カタルシス不足。
ならば麻雀オリンピックに集った四人の繋がりの伏線を回収するのかといえば特に描写はない。
それならば土手子が男性不信を克服し、新たな人生をスタートさせる話かといえばこれもまた描写不足、その上エピローグが無いため「また土手子不幸になってるのでは?」感が否めない。
正直戦後昭和の闇に生きる雀士ものであった方がプロットが明確で良かったのでは?正直タイムトラベルする必要性が感じられない。
褒める所が主人公のビジュアルくらいしか無い。
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