ゆーり

ジェミニマンのゆーりのレビュー・感想・評価

ジェミニマン(2019年製作の映画)
3.6
事前情報なく、鑑賞してみた…ら!

以前も少し観たことのあった映画でした!笑

ウィル・スミス演じるヘンリーは驚異的なスキルのある暗殺者。
序盤の新幹線に乗っている乗客を仕留めようとするシーンから、ありえへん!笑
という気持ちで見ていました笑

そんな無敵な彼ですが、暗殺者の宿命ですかね、引退直前に大きな組織に命を狙われようとします。
逃亡中に同業者の美女と遭遇して(お決まり)、自分を襲ってくる謎の男と対峙します。

それが・・・なんと・・・若き頃の自分とクリソツではありませんか!
そしてこの若造、とにかく強い!そして激似!!
それもそのはず、彼はヘンリーのクローン人間だったのです(えっ…)
これはその設定を知らないで観た方が面白いですが、ジャケットでも堂々とうたっているので無理ですね笑

二人が対局するシーンが割と序盤にあるのですが、これが見ごたえのあるアクションです。
どうなっているんだろう…と思うくらい、もみ合いになるのですが、実はクローンの若造は全てCGだそうです!
スミス本人のギャラより倍ほどの製作費が当てられているそうなのでなかなかチャレンジした映画だったと思います。

本当にそこに生身の自分の等身大がいるかのような華麗な動きでした…

若いころの自分にもし遭遇してしまったらどうしますか?
私はそんな無茶をしなくても大丈夫だよって声をかけてやりたいです・・・
一方で若いころにがむしゃらに頑張ったからこそ物事の見方が身についたとも言えますが

クローン人間だからと言って、育ってきた環境が違う(セロリ?)ので違う人生を歩むはずです。

CG映像に見慣れてしまって、驚きが昔より少なくなってしまったような気がしますが、この映画のクローン君はかなり精巧だったので見てみると面白いかもですよ。
ゆーり

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