フランス、パリ🇫🇷精神不安定なママの突飛な行動に振り回され、学校でも友人ができず孤独な日々をおくる9歳のマチルド。ある日、ママが小さなフクロウを連れてきて…🦉
最近よくニュース等でも耳にする“ヤングケアラー”を取り扱った作品でした。
やはりヤングケアラーには、学業への影響、就職への影響、友人関係への影響が懸念されるとのこと。マチルドもその典型的なパターンと言えそうですね。あのフクロウが喋れるのは、マチルドのある種のイマジナリーフレンドだったのかな🤔
色遣いもポップで、どの画面を切り取ってもかわいくて、ファンタジー要素もいっぱいで、悲しいような、温かいような不思議な気持ちになりました❤️何よりママもマチルドもお互いのことが大好きなのが伝わってくるのがよかったです。
あのフクロウの何とも言えない眼差しだったり、動きに感心してしまいました🦉演技上手！癒されました🥰
ノエミ・ルヴォウスキー監督の子どもの頃を描く自伝的作品で、監督自身が自分の情緒不安定な母親を演じているんだそう🎬
子どものころのマチルドと、大きくなってからのマチルドがそっくりで、キャスティングもすごいってびっくりしました😳
雨で親子で踊るシーンはトトロみたいだなって思いました☔️
公式サイトも映画みたいにかわいいのでよかったら😉
https://senlisfilms.jp/mathilde-tsubasa/
🔽以下ちょっとネタバレ含む感想です⚠️
両親が離婚しちゃったからというのはもちろんあるんだろうけど、別れてもパパなのには変わりないんだから、もうちょっと早く介入してあげてほしかったな🥺学校の先生とかもおや？ってなるタイミング何回かあったから聞いてあげてほしかった。
“子ども”が“子ども”でいられる時間ってきっとかけがえのないものだから、もっと大人が気づいてあげたり、社会の仕組みがもっと整うといいなって思いました🕊️そういうことを考えるきっかけになる映画でした。
