マチルド、翼を広げの作品情報・感想・評価・動画配信

「マチルド、翼を広げ」に投稿された感想・評価

アルツハイマーと思われる母と二人暮らしのマチルド。監督の自伝的ストーリーで実際にはかなりハードな生活だと思うが、喋るフクロウやフランスらしい豊かな色彩によって、マチルドの詩的な内面世界が豊かに描かれていた。でも父にはもっとマチルドを支えて欲しかったな。
ここめ

ここめの感想・評価

4.4
親子共に抱えるものが大きいけど、二人の間には愛がある。孤独な少女の良き友達になる梟が素敵な存在だった。おそらくマチルドの心の声なのだろう。シリアスな現実を、ファンタジー要素を交えて表現されていて観やすさがあった。
あ

あの感想・評価

-
パッケージからは想像した話とは
全然違った〜

マチルドとか家の見た目のかわいさに反して
全体的に、’死’とかのテーマが重苦しいけど、ファンタジックで詩的で不思議な雰囲気だった

実母に捧げた話?らしい。
Haruki

Harukiの感想・評価

3.7
情緒不安定な母親の突飛な行動に振り回され、学校で孤独な日々を送る少女マチルド。

彼女がフクロウとの対話を通じ、自分の本音と世界の大変さ、素晴らしさと出会う。

「カミーユ、恋はふたたび」同様、ファンタジックな物語を優しく実感を持って描いている。

後半、詩情が強くなりすぎてる感もある。
Nao

Naoの感想・評価

3.0
マチルドがママの為に頑張ってて健気だった😢

切なく重い。

でも、フクロウ可愛かったし🦉子供部屋のインテリアやマチルドの服も可愛かった。

少しおかしくても、わたしはお母さんが大好き。だから一緒にこのおうちで暮らし続けたい、わたしはお母さんと一緒にいたいの、どんなことがあっても。お母さんはわたしと一緒にいるべきなのよ、ねえ、そうでしょう?


あまりに近すぎて、だからわたしの目はわたしの見たいものを見ることが出来ない。触れられる手に、その想いに、わたしは応えることが出来ない、あまりにも重たすぎて。この家は、この部屋は、わたしの帰る場所じゃない。


狭く暗い鳥かごから飛んで行った母は、
水の底から目を覚まし起き上がった娘は、
野生へと放たれたフクロウは、
大きな翼を広げ、舞う。とても気持ちよさそうに。
やっと自由に踊れるようになったんだ。
これがふたりの母娘の形。
世界観の映画やった

子供のあの、何かわからんけど、よくわからん行動、
ヒステリックやったりで怖かったけど、
小さい時のよくわからんあの、ちょっとおそろしい衝動の気持ちは懐かしい感じがする
子役の子いい表情する。

なんて優しくて逞しいのぉ(;_;)
心を病んだママと娘マチルドの物語。ママらしいママと平穏に暮らしたいのに、ママは自分を置いてどこか別の世界へ行ってしまう。一緒に居ても不安で落ち着かない生活、そこへ住み着いたフクロウがマチルドに寄りそう。
人の言葉で会話するフクロウはイマジナリー・フレンドというよりも、逆に現実的な「大人」の立場だ。マチルドが欲しいのは友達でなく、頼れて相談できる保護者だから。むしろマチルドにとってイマジナリーに近い存在なのはママの方だ。ママとはかろうじてファンタジックな物語や詩、ゲームを通じて会話するしかなく、現実は共有できない。ママの苦しみもすごく伝わるし、状況はとても辛いのだけど、やがてイマジナリーフレンドと離れ、子供時代の終わる時が来てしまう。それでも…エンディング曲が全部物語ってた。
想像力豊かで責任感の強いマチルドは、日々届かない思いを何かに託して必死に駆け回る。教材のガイコツ、歌、クリスマス。フクロウは自分の分身でもあるから、寂しさも悲しみも怒りもわかってくれる。マチルドだけが聞く声(落ち着いた男性の声)、マチルドを見守る目。表情も知性もフクロウだからこその説得力。しかしパパは娘には良い父親かもしれないけど、いやどうなんだ…って腹立たしかったり。最後マチューにちょっとほだされてしまったけどさ。
扉の外へ羽ばたくフクロウ、水に漂うマチルド、幻想的だけど静かに寄る辺ない浮遊感と死のイメージが全体のトーンを統一してる。冒頭、学校で一人不機嫌顔のマチルドを追うカメラが一瞬静止したり、スローモーションしたり、そこにクレジットが重なる一連の流れがすごく良かった。子供のがむしゃらな躍動感は初期トリュフォーみたい。
マチルド演じるリュス・ロドリゲスはとても感情豊かに切なく愛らしく(しかもお洒落)、大人にならざるを得ないけど子供のまま、って顔つきが雄弁。でも子役にヒヤヒヤする場面をやらせるフランス映画…。監督主演ノエミ・ルヴォウスキーは良くも悪くも少女趣味なんだなあ。
nock

nockの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

首を捻る。名作に観える人には観えるのだろうな。わたしには何も伝わって来なかった…残念です。

精神状態が弱っている母親としっかり者の娘の話。
弱くなっているので大声を上げたり暴れたりはしないが、突発的な行動を小学生の娘マチルドが守る姿は痛々しい。
子ども故にできないこともある。
そんなときはただひたすら母親の奇行に付き合わなければならない。
それでも「ママが好き」なんだな。

突拍子も無いない格好で帰宅したり、突然いなくたったり、自分が彼女の子どもならどこまで耐えられるだろうか。

会話ができるフクロウの存在がイマイチ理解できなかった。

理解しがたい母と娘のラストの行動(ダンス?劇?)は頭を混乱させるだけだった。

母は何故、神経衰弱になってしまったのだろう。マチルドが生まれる前から?
だとしたら赤ちゃんの育児できたのだろうか?

「あの家はイヤ」と拘る意味も不明。

なによりフクロウがいつ放されてのかもわからない。

フクロウの立場ってなんだったのかな。
>|