マチルド、翼を広げの作品情報・感想・評価・動画配信

「マチルド、翼を広げ」に投稿された感想・評価

キキ

キキの感想・評価

4.0
オープニングの文字の出し方がお洒落で、ちょうどいい尺で色使いもファッションも素敵で好みだった

ファンタジーっぽくなってるけど内容は結構重い。色々と不安定な母親に寄り添っているので、ある意味マチルドは子供らしくない。母親に甘える、ということもあるのだけどマチルドが母親のおかしさに気づきながらも周りに気を使い精一杯バランスをとろうとしているのが切なかった

神様がかなえてくれた話せるふくろう。このふくろうの声がかわいらしい顔に似合わずイケボでとってもいい。もうひとりのマチルドであり、夢の住人なんだろうなぁ

この母親は不安定で危なっかしくてはたからみれば痛々しいけどマチルダにとっては悪い母親ではないのは分かる。だけどマチルダの負担が大きすぎたので見ていてつらかった。マチルドの想いがこの母親にとっては重すぎたのもつらい。

母親からの自立、大好きでも距離感って大事。これでよかったと安心できるラストだった。マチルド役の女の子かわいかった!
すごく好きな映画。
血が繋がっており、また同性であるために、娘が母の世界観にどこまでも身を寄せていこうとする姿、だからこそ母が辛くなってしまう姿がよく描かれている。
(このような母娘の関係は世界中にあるのかも。本質的に共感することのない相手であれば傷つけ合うこともない)
監督は演技も良かった。精神的に揺れている人の、その苦しみがよく出ていました。
最後の感じも好きです。雨の中の、危ないけれど優しい場面。人は自らの性質から逃がれられないけれど、近しい相手が成長すること、ちがう世界を獲得することで、救われることもあるのだなと。
かわいい雰囲気ですが、内容は暗く、個人的で深いです。誰かにとっては特別な映画になるのでは。
akrutm

akrutmの感想・評価

4.5
精神的に不安定な母親を持つ9歳の少女マチルドが、やり切れなさや孤独感に耐えながらも、母親を愛する様子をファンタジックに描いた、ノエミ・ルヴォウスキー監督のドラマ映画。ノエミ・ルヴォウスキー監督の実体験が元になっていて、その母親役を監督自身が演じている。

小学校では友達が出来ず孤独なマチルドは、突飛な行動を起こしたり、夜遅くになっても帰ってこない母親を愛しながらも、苛立ちや孤独感を募らせてしまう。そんなときに母親からプレゼントされた一匹のフクロウと会話をすることで、どうにか精神的なバランスを保つ。でも母親の精神状態は悪化の一途をたどるばかりであり、ついには...

このような母親を持つ子供はどうしても感受性が豊かになる(母親自身が感受性が高いからこそ精神的に不安定になったとも言える)だろうし、そんな子供の心情をフクロウとの会話というファンタジックな方法で説得力を持って描かれているので、観ている側も知らずと感情移入してしまう。小学校の授業で使った骨格標本に関するエピソードにも、そんな少女の感受性が印象的に表現されている。また、母親に対してマチルドが嫌な顔を見せるようなシーンはなく、映画全体を母親と娘の愛情による暖かさが包んでいて、とても心を打たれる。ノエミ・ルヴォウスキー監督の、母親への愛情がいっぱい詰まった映画であると言える。

マチルドを演じたリュス・ロドリゲスの演技は素晴らしかった。このような役柄は、経験したことがなければなかなか難しいと思うが、それを見事にこなしているのが印象的。個人的には、成長したたマチルド役にアナイス・ドゥムースティエが出演しているのも嬉しい限りである。それから、フクロウが見せる豊かな表情が可愛らしかった。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.7
味方

目標を達成した後のマチルド、歌ってる時の表情が全く違う。豊かで愛らしい。
詩的で大人びた言葉が多いけれど、子供ならではのモノへの解釈が面白い一作でした。
「見守る」という気持ちがそう現れるとは…!
監督自身の体験を基に、母というカギになる立場をルボフスキー監督自ら熱演していると知ってずっと興味深かった作品。
タイミング逃していましたが、見られてよかった。
独特の空気感ですが、鑑賞後は少し気持ちが温かった。

×××
友達のいない9歳の少女。少し変わり者の母親に振り回される毎日を送るが、新しく家族になった小さなフクロウはなんと話すことができる。少女を守ってくれるフクロウの存在で、生活は安定するように見えたが…
muguet

muguetの感想・評価

-

突拍子もないことをする母親
話せるフクロウ🦉
206本の骨
お父さんとのビデオ通話
クリスマス
赤いコート黄色のパンツ
突然降り出す雨
「詩を作りましょう」
kanko

kankoの感想・評価

4.0
サンリス 見放題配信パックにて

この母と娘にしかわからない結びつきがあるとは思うけどこういう展開になるのは普通に考えれば仕方のないことだと思う。 母自身も自覚していたんだろうな。

ずっと見守っているフクロウの存在はなんなのか。 
フランス映画らしくお部屋も洋服もとても可愛らしかった。
ふと何かの拍子に場面を思い出すことになりそうな映画
ろに

ろにの感想・評価

4.3
悪気なく突拍子のないことする母親、、
マチルドの気持ちめっちゃわかる。
重くなくてよかった。好き。
両親は離婚し、変わり者のママとマチルドの二人暮らし
なんか普通にファンタジーとかじゃないとんでも映画だったわ。
まず母親の奇行が変わり者の範囲を越えてる…
花婿無しのウェディングドレス、人生と結婚、そのまま裸足でモールをうろつき帰宅…開いた口が塞がらない。
フクロウをプレゼントするも実は喋れるフクロウ…!でもこれに関してはかなり疑問が残る。
まともに話せない母親の代わりに頼れる人としてフクロウが喋れる幻覚症状が起きたのか、本当に喋れたのか…
マチルド自身がまだ子供だし、骨の一件も微笑ましいっちゃ微笑ましい。
が、火を放っちゃう辺りは狂気を感じる。物事には限度があってな…
躁うつの症状を繰り返す母親と小学生の娘の二人暮らし、あまりに危なっかしい。
父親…医者っぽかったけど、この映画にまともな人間が出てこない。
家族の付き合い方がテーマなのかもしれんけど答えに辿り着くのが遅過ぎるよ…
フランス映画はそこそこ見てきたけどちょっと許容範囲外でしたね。。
サミー

サミーの感想・評価

2.8
公開時に鑑賞。
いまさらなのでレビューは書かないと思います。
ママ…怖いって!そりゃ腫れ物扱いされるわ…ウエディングドレス試着しデパート内ウロウロ…花婿はいないけど人生と結婚するの!そして、ウエディングドレスまま夜の街を徘徊。通報レベルです…学校の音楽発表会では娘ソロパート披露中乱入して見せ場をぶち壊す…ここから大暴走が始まり、クリスマス失踪からの妄想引越し大事件…ママ完全にぶっ壊れる…
気の毒な娘マチルダ。友達は1人もいない。プレゼントに貰ったのはおしゃクソフクロウ。
学校の人体模型(オスカル 男)を勝手に持ち出し山に埋葬し、クリスマスは怒りで窓からプレゼント(仏像)や料理(皿ごと)やらを投げ捨て(下に人いたら100%死にます)カーテンに火をつける変わった子です。だいぶお疲れです…例の妄想引越し事件後、離婚したパパ登場。至って普通。なんだかんだあり、マチルダ成長、雨の中母娘で創作ダンス、ポエムバトル、最後はお池…
とにかくママが情緒不安定のレベルではなかった。1人でフラフラさせたらいかんレベルだったぞ…医者に連れていくの遅すぎ。あとフランス人ってポエマーだよね…イカれたママは奇行、娘は気の毒、フクロウはしゃべる…そんな映画でした。
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