人にオススメするほどではないけど、わたしは最後まで楽しく観た。
主人公の家族の感じとか、登場人物の年齢設定とか不自然に感じたり、低予算のマイナー映画という雰囲気もあるけどあとからそれが良い具合にきいてくるところある。
高学歴だと可能性は広がるけど、その先がどうなるかは自分の意思と選択なんだなと思わされる。
自分と対極の人生を歩んだ人と触れ合うと、自分を客観視できて、実はこんなことに恵まれてたんだなって気付かされたりもする。
最後のナレーションの言葉が全てだと思うし、男はつらいよで寅さんも満男に同じこと言ってた。
わたし自身の人生にもそう感じる瞬間が何回かあったし、そこに意味を感じた。
これからそんな瞬間が何回あるのかわからないけど。