起きてしまった事は変えられないのに、敵に包囲された戦場にヘリで降りたち、多くの人命を救って戦死したピッツェンバーガの名誉勲章を30年も申請し続けた意味が良く分かりました。
名誉勲章が授与される事の意味がこんなにも深いものだとは知りませんでした。
帰還兵や作戦に関わった人々の心に纏わる終身刑のような罪の意識が昇華され、過去の事実が別の意味を持つのだと思いました。
また、事実を解明していく過程で、誠実である事が結果として、これ程人の心を動かし、その後の自分の人生に勇気が持てるものなのだなと改めて分からせてくれる、良い映画でした。
