シナモンガム

クリスマス・クロニクルのシナモンガムのネタバレレビュー・内容・結末

クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

『サンタのそりが事故にあう原因をつくってしまった兄妹コンビは、クールでタフなベテランサンタクロースといっしょに、クリスマスイブを夜通しかけ回ることに!』


・あらすじ
兄妹は父の死をキッカケに仲違いしていました(兄がグレた)。そこからクリスマスイブの夜に起こる出来事を通して仲直りする物語です。グレた兄が更生します。


・サンタの存在を信じること
一番のファンタジー要素であるサンタがとても人間味のあるキャラクターです。そんな彼がレストランや刑務所に現れることで、その存在を「信じる人」と「信じない人」がハッキリしていきます。

サンタを信じることに論理はいりません。信じるかどうかは人それぞれであるためです。それは自分を信じることも同じです。

最後にテディがオーナメントを飾るシーンで、オーナメントの反射に父親が出てきて「君を誇りに思う」と声をかけます。父親が声をかけているようで、実はテディが、自分自身にかけた言葉だと私は思いました。自分を心から信じることができたテディの成長が感じられるシーンです。
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