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パリの恋人たちのmmのレビュー・感想・評価

パリの恋人たち(2018年製作の映画)
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よくよく考えると倫理観の終わった世界なのに、画面と音楽と台詞が美しすぎて誤魔化されてしまった。これがフランス映画か。

画面、構図も色味も素敵。パリの曇り空。
音楽、ずっと近しいトーンが続くから、浮いたところが一つもない。そもそものメロディが良い。
台詞、モノローグの距離感が心地いい。淡々とすすむさまが、灰色の文字のイメージを齎した。
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