いっぱーそん

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないのいっぱーそんのレビュー・感想・評価

4.0
完成披露上映会にて観賞。
冒頭は笑えるシーンが多く、和やかに展開。翔子さんが本格的に青ブタキャラと絡んでいく様はとてもほっこりするものだった。
徐々に明らかになる翔子さんの秘密。物語の核心に近づくにつれ、周りの観客のすすり泣く声が聞こえてくる。
そして衝撃の展開と究極の選択を迫られる咲太。
各キャラクターの想いが怒涛のように押し寄せ、一気に観客の涙を誘う。
そして辿り着いた答えと感動の結末。
思春期症候群だからこそ引き起こされた不思議な出来事であり、
思春期症候群だったからこそ救われた内容だった。
個人的には最後の最後が一番グッときたので、始めから終わりまで楽しめた映画だった。