「青名人って、ベンガルが演じてなかった?」
「違うよ!」
「ビッコの女って、女性が演じてなかった?」
「男だよ!」
見終わって、そんなトンチンカンな質問ばかりしてしまった。
シネマ歌舞伎はあくまで舞台を撮影したものだが、
表情などがアップになったりして、とても見やすい。
人気の舞台はこうやって、積極的に映画館で上映すればいいのに。
なので、自分の中ではあまり映画を見たという印象はない。
それにしても、オオアマを演じる染五郎の何と艶やかなことよ。
そして夜長姫を演じる七之助の何と可憐なことよ。
勘九郎はまぁ、お父さんそのまんまだな。
(2019/04/26)