まつぼっくり

残された者-北の極地-のまつぼっくりのレビュー・感想・評価

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)
4.2
もう一歩踏み出す勇気。
マッツ・ミケルセンの迫真の演技に圧倒されますが、何より「適量適時」な演出・編集にシビれました。
どのシーンも無駄がなく、最低限の長さで必要な情報を与えてくれます。
監督のジョー・ペナはミュージック・ビデオやCM製作で有名な人のようで、これは納得。

ラストだけはやや冗長な感じもしましたが、「ここだけ」だからこそ、製作陣の思いがより伝わるのかもしれません。

あ、オープニングからしばらくは、マット・デイモンの『オデッセイ』がチラチラ浮かんでしまいました(笑)