麻薬捜査官との駆け引きを主体にしたサスペンスかな？と想像していたが、いわゆるヒューマンドラマというやつ。
90歳のおじいちゃんがヤクの運び屋をやる、基本的にはそれ以上でもそれ以下でもない話なんだけど不思議と心に残るような映画だった。
クリント・イーストウッド扮する主人公が時折放つブラック気味なジョークが面白い。
特にメキシコの麻薬王みたいな人の豪邸を訪れた時の最初の一言がクスっと来た。
高齢者がやけに怖いもの知らずだったり若者の話を聞かなかったりするのは万国共通なんだなーと思った(笑)
88歳になってもこんな映画を作れるバイタリティを見ていると「何歳になっても頑張ろう」と思える。
