運び屋のなぞなぞのレビュー・感想・評価

花を育てる農家だった老人が、何気ないきっかけで麻薬の運び屋になってしまう。本人にはそれほどの悪意はない。自分を必要としてくれるところで、できることをしている。それもごく自然体で…その為警察の捜査でもなかなか追い込まれない…
最後は長年うまく付き合えなかった家族との絆の為に組織からも警察からも追い込まれてしまうが、裁判所での答弁で、全てもを認める潔さ。人間が何の為に生きていくのか？を考えさせられる話。