風来坊

ジュラシック・エクスペディションの風来坊のレビュー・感想・評価

1.0
ある惑星に資源調査のため降り立った調査宇宙船の乗組員たち。だが、そこは恐竜のようなモンスターがのさばる恐怖の星だった。アメリカ製のSFサバイバルアクション。

登場人物みんなおバカばかり…。そもそも怒りが制御出来ない男を隊長に任命した時点でこの任務は失敗だと思う…。惑星に行くまで長い、恐竜といざこざが起きるまで長い。皆さんジャケット写真の巨大な恐竜が出てくると思いますよね?出て来ません( ゚Д゚)

出て来るのはエリマキトカゲを人間並みに大きくした恐竜で雑魚っぽい…。後半のアクションシーンで流れるテクノサウンドがウザい…カッコよくしょうとしているのが見え見えでなおさらウザいしそもそも映像に合ってない。

VFXがチープなのはB級なのである程度は仕方ないところ。恐竜のプレデター設定はなかなか良かった。アンドロイド設定なのにムッチリしているのが気になりますが、アンドロイド役のお姉さんはキュートでした。

とにかく脚本が纏まってなくチグハグでどういう物語を目指しているのかよくわからない。急に宇宙人を物語に入れて来たと思ったらその後は放りぱなしで謎回収もない。

脚本家もチグハグな話をどう纏めるか諦めたらしい…あのラストはこういうつまらないB級映画でやるもんじゃないと思います。イライラが増すだけなので(`Δ´)

結構B級映画には寛容な方だと思うのですが、この映画は久しぶりにホントにダメだなあと思いました。アンドロイド役のお姉さんとか良いところが1つもない訳ではないけど、人には決しておすすめ出来ない映画です。
風来坊

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