中国映画をちゃんと観たのは初めてな気がします。
ムロツヨシ似のおじさんが、白血病の患者さんのためにインドから治療薬を密輸入して、高い治療薬の支払いに苦しむ患者さん達のために安く売る。最初は金儲けが目的だったが、友達の死をキッカケに、義憤に駆られ危険を冒して輸入販売し、罪に問われてしまう。
最初に話を持ちかけたリュさん、ポールダンサーのリウ、牧師さん、少年ボン
とっても良いチームだった。
ボンが警察の動きを察して、チョン.ヨンの車に乗り込もうとする時の表情が秀逸でした。
薬の開発には莫大な時間とお金がかかる。その権利が守られなければいけないことはわかるけれど、誰にでも手に入る安価な値段でなくては、結局患者さんの命を救うことは出来ないし。
日本の健康保険制度はありがたいです。
これが実話で、中国の高額な医療費の改革に繋がったというのが驚き。個人の行動が国を動かすなんて、中国でもあるんだなぁ。